Quantcast
Channel: 覚醒
Viewing all articles
Browse latest Browse all 195

地獄の審判を仰がない四十九日

$
0
0
今はもう秋。
 
だれもいない海。
 
 
明日、本来ならば父の誕生日。
 
 
 
 
葬儀が終わり四十九日月間に突入。
 
葬儀が終わると直ぐに葬儀料をメモリードホールに支払いに行った。
 
その金額 140萬円 ほど。
 
知識がない私は色々と今後のことを含め相談に乗って貰っていた。
 
 ・ お寺に永代供養をお願いしなければならない
 ・ 話が折り合わない時はお寺を出て行くことも可能
 ・ しかし、その場合は離檀料や墓地の更地化費用が必要・・・・
 
 
うおぉぉぉっぉーーーーーっおぉ メンドイこっちゃ
 
 
初七日 担当:住職
 
フォウ 「ウチは裕福でもないので今後は永代供養でお願いしたいと思います。」
住職 「永代はいつでも出来るけど、1周忌、3回忌くらいまでは永代には普通しない。」
 
いつでも出来るなら直ぐに良いじゃん。
不信感は募ってるし悪い方に悪い方にとってしまうんでしょうね。
 
 
二七日 担当:住職
 
フォウ 「永代の件ですが、永代供養料はおいくらなんでしょう?」
住職 「いやだから、お布施云々にしてもいくら払えとかそんなことは言わないし、、
     気持だからね、これは。何も無理はしなくてもいいから・・・」
いやいやいやいや、七日法要1万っていったやん。
フォウ 「その私もいつまでも出来るわけでもないですし。」
住職 「大体、永代っていうのは遠くにいて滅多に来られないようなひとのためにある。
     貴女は近くに居て、まだまだ大丈夫だから、、ねっ。」
はあ・・・。
近くに居るとかまだ大丈夫とか、そういう問題じゃなくてね
お金とか強要されるのがイヤなのよ~
こっちの要望や事情は聞いてくれないでしょ!!
上から目線なんだもん。
結局永代供養料は聞けず。
 
 
 
三七日 担当:住職jr
 
お経上げて貰って終わり。
 
 
 
 
四七日 担当:住職jr
 
お経上げて貰って終わり・・・。
ちょっと待て、逃げ切るつもりだな坊主め~
フォウ 「あの~初七日の時に永代供養でってお話をしたんですが。」
ジュニア 「それはいいですよ。ご家庭いろいろな事情がありますので。」
フォウ 「いえ、あの永代供養料をお伺いしてるんですが・・・」
ジュニア 「何も聞いて無かったので(*^_^*)」
笑ってる場合じゃねーよ!!
フォウ 「いや、私も工面できるかどうかを判断しないといけないので・・・」
ジュニア 「ご事情もおありでしょうから分割でもよろしいですよ。」
フォウ 「総額を伺って判断をしたいのですが。」
そういえば父が言ってた。
お寺から請求wwされた寄付金を払えない場合は分割にしてくれると。
どっか間違ってないかな、その考え方。
 
父が亡くなってからこれまで話した感じでは、
ジュニアは各家庭の事情とか現在のご時世などを考慮して
物事を柔軟にとらえることができる方のように感じました。
この人が住職なら良かったのに・・・権限は住職。
ジュニア 「住職にお話を通しておきます。」
 
 
 
 
五七日 担当:満を期して住職
 
フォウ 「永代供養料はおいくらお支払いするんでしょう?」
住職 「ん、まあ 50万円。でもね、やはりねお父さんの供養はしなくてはいけないよ。
    無理はしなくていいからお盆やお正月はお参りして。」
フォウ 「もし、その間にお寺さんの改修とかがあれば寄付金とかは?」
住職 「寄付金は払って貰わないといけないけど、、そんな金額の強要はしないし
     滅多に改修なんてあるもんじゃないよ。」
ウソつけ!!
お父さん、数年前に本堂の瓦替えで50万請求がきたから払ってきた・・って言ってたぞ!!
信じられんな~
永代にさせないようにさせないように話を持って行かれている感じ。
フォウ 「いや、とはいっても私がここの墓に入る訳ではないし。」
住職 「今はあんたの問題じゃないやろ!?お父さんの問題でしょ!!」
お父さんの問題ではございません、市役所で改装許可書の説明を受けております。
お父さんは納骨していないので何の問題もありません。
今現在入っている方の問題です。
フォウ 「それに五十回忌、向こう50年とか私生きていないですよね。」
住職 「貴女が無理になったら貴女の子どもさんがするんですよ。
    貴女は暫くは大丈夫!!そんな今すぐどうのこうのって事はないwwww」
氏ね!!
 
父が信心して通ったお寺だったのですが、この頃には他のお寺に移動したいと思っていました。
あとは離檀料がどのくらいなのか・・・・コワいな(泪)
そしてこの頃、メモリードホールの方と話をして私の大きな勘違いが分ったのです。
永代供養と檀家さんは別。
永代でも檀家に入っていればお布施や寄付金は納めなくてはいけない!!
なので聞いてみました。
フォウ 「そもそもウチは檀家さんなんですか?」
住職 「そんなことは関係ない。・・・・・・・・・・まあ墓があるってことは檀家・・・
この質問をしたとき住職が何故か機嫌が悪くなりました、何故に
 
しかし
 
 
ということは
 
 
 
おーーーーまい がっ!!
 
マジで
 
、マジで
 
    マジでなの!!!!
 
 
 
 
 
 
六七日 担当:当然のごとく住職
 
フォウ 「この前のお話だとやはりウチには無理ですので・・・」
住職 「無理だとすると・・・・・・・寺を出て行くとか・・・」
やったーーー 
待ってたっス
その言葉
問題は離檀料。100萬とかふっかけるんじゃ(-。-)y-゜゜゜
遺骨を人質に取られているようなもんだからね
この私の考えとは違うとらえ方を住職はされていたようです。
私を試されたのでしょう。
寺から出て行く → これは困った
住職は態度を一変して説得に当たられました。 
住職 「無理する必要はない、出来る所までやって、いよいよ供養を出来なくなったら
    体力的にとか施設に入るからとか、、そういう時に永代にするんだよ。」
フォウ 「・・・・・・・・・・・・・・
それって もしかしてだけど
身体が元気な間はお布施や寄付金を払って絞れる分絞って
いよいよ動けなくなったときに50万払って永代供養にするってことよね ←心の声
来週はいよいよ四十九日
ですが納骨はしないで、父は私の家に連れて帰ることにしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
七七日 担当:〆は住職
 
この四十九日は傑作でしたよ~
前回で納骨ナシと言い渡しているのでお寺も何か思うところはあったでしょうけど・・・
これで法要のしめとなるので供え物もちょっと奮発してました。
 
イメージ 1
フルーツ屋さんでかご盛り
 
 
イメージ 2
これが問題の花束
 
 
 
カサブランカを中心に白で統一して作って貰った花束です。
 
やっぱ、モチはモチ屋だなと痛感させられました。
 
花のレイアウト、立体的ですごい均整がとれたボリューム。
 
お父さん、喜んでるかな~
 
 
と、前日から楽しみにしてました。
 
 
当日、お花と果物をお寺さんに渡し、お花は花瓶に移し替えて持って来られます。
 
 
 
えっ!?
 
 
 
はあっ!!!??!
 
 
イメージ 3
カサブランカだけ抜いてある
 
 
メインディッシュ抜くなんてありえん。
 
抜いてもいいが、せめてこちらの法要が終わったあとにしろよ!!
 
 
 
 
 
父のご遺骨を連れて帰るにあたり骨壷の袋に
 
火葬場からの証明書が入っていたんですが
 
それをお寺が取り上げて
 
これは不要だから処分します
 
 
 
お寺を出て数歩
 
・・・やっぱ、あの証明書は納骨の時に必要なんじゃないか!!
 
遺族全員一致
 
私が舞い戻り証明書を取り返しました。
 
 
お寺の住居部分の花瓶にそれは立派な1本850円のカサブランカが
 
気高く咲き誇り、甘美な香りを振りまいていました。
 
 
 
 
この私が言うのもなんだけどな・・
 
 
 
 
あんたらほんとクズだよな。
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 195

Trending Articles